日々徒然

ナルのお目々が青色～深海色と色々表記されるのは、たんに二次創作家さんの想像力の賜物かと思ってましたが、そういや、コミックのナルのお目々は青いものがあるねぇ～と今更ながらに気付いたり。でもこれで眼まで黒いと、せっかくの鋭い視線が黒髪と一緒に埋没するような印象になるのでは。
原作のナルは、闇より深い眼。色合いのことなのか、内包している精神面のことか、解釈しだい。でも、精神面のことだったらすごい洞察力だよ、麻衣ちゃんすごすぎ、ってことになるから、きっと色合いのことだな。その前もその後の描写も色合いのことだもんね。残念ながら、原作では麻衣の色彩は表記されてないんですよねー一番肝心な登場人物なのに。
菜花はカラーイラストの色はあまり当てにしてないので、原作に表記があればそっちを優先。ないなら参考程度に。カラーなんて、全体の印象を大切にするから、結構適当に色を変更するものですよね。例えばナルの黒服を全部真っ黒にべったり塗るプロはありえないように。色使いが巧みな人ほど、１色を表現する方法も多岐にわたります。

原作初期のナルの性格が微妙に揺れてるのは、小野氏の編集部と読者への遠慮と迷いの現れでしょう。ティーンズノベルなんて、登場人物がカップルになるのは当たり前！な世界ですからね。逆にならなければ変だと作者が責められるでしょう。
ティーンズで出たからこその麻衣の一人称なんでしょうが。もったいないなぁ、もっと柔軟性のあるノベルで出てれば、ナルの性格に磨きがかかってただろうに。・・・と思うのは菜花だけかな（苦笑）
菜花の考えるナルは、原作後半の恋愛方面へ無駄なブレのなくなったナルとWH版のナルと、その他のナルに、悲鳴をあげた麻衣に紅茶を持ってきた時のコミックでのナルがミックスした感じです。←余計わからないよ